チッソ株式会社水俣本部
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曽木の滝
鹿児島県大口市に東洋のナイヤガラと言われる観光名所「曽木の滝」がある。
曽木の滝は、滝幅210m、高さ21mの名瀑布であり、付近は春には桜やツツジ、秋にはもみじや銀杏が彩りを添える曽木の滝公園となっている。
1907年(明治40年)、この風光明媚な曽木の滝の下流、鹿児島県伊佐郡羽月村大字宮入小字矢楯川(現大口市)に曾木第一発電所が建設された。
曽木電気株式会社と曽木発電所
1906年(明治39年)に大口鉱山、牛尾金山、新牛尾金山の坑内電力と大口村里への電力及び電灯供給のために曾木電気株式会社が設立され、社長に野口遵が就任した。現在のチッソの前身である。
現在曾木の滝は観光地として開発され、道路施設も整備されているが、当時は未整備の相当な奥地であり、建設資材の運搬など工事は相当困難なものであったことが推察され、発電機、水車等の重量物は栗野から運び込まれたと言われている。
野口は1907年に日本カーバイト商会を設立し、水俣にカーバイト工場の建設に取り掛かり、翌1908年には余剰電力を水俣へ送る送電線路工事及びカーバイト工場が完成している。これらのことからも、野口にとって、曽木発電所の建設は九州におけるカーバイト事業を実現するためのステップであったとも推察される。


現在の曽木の滝
当時の曽木発電所
現在の曽木の滝   当時の曽木発電所
鶴田ダム湖に眠る現在の旧曽木発電所
現在、旧曾木発電所はダム湖によって水没して、全体が見渡せるのは水位を下げる5月から9月の期間に限られるが、鹿児島県に唯一残る明治時代建造のレンガ造り建造物として、曽木の滝公園の観光のシンボルとなっている。


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